上州武尊山
日本百名山の一座
「ほたか」というと信州、北アルプスの方がまずは出てくるかと思いますが
実は群馬の片品の方にも「ほたか」と名のつく山があるのです。
それがこの山、「上州武尊山」です。
以前書いた乾徳山以降、調子に乗ってクライミング要素のある山を探していました(笑)
とはいえ、なかなか忙しい時期だったこともあり、「日帰りで行ける山」というのが条件となっていて、、、
自宅の埼玉から無理なく日帰りとなると関東近郊に限られてしまうんですよね
(別に北アルプスとか中央アルプスとか行けなくもないけど、朝6、7時に登山開始しようと思ったら何時に家出んねん!!となるわけで、、、)
そんなこんなで群馬、新潟あたりがターゲットとしては多くなってくるんですよね
(17号バイパスに上武道路と下道でも早朝は快適に走れる道が多い)
そんでもって、時期も7月のど真ん中、夏山シーズン真っ只中なわけですよ
「人の多い山で渋滞とかしてもやだな、、、」
とか贅沢言いだすもんで、ちょっとマイナーな山、人の多くない山で探していたのです。
(百名山の一座をマイナーとか失礼にもほどがありますね、すみません、、)
色んな本だったり、やまクエとかで探していると、群馬方面で上州武尊山を発見
調べると、途中で登山道が分岐して不動岳という険しい岩場を通るルートがあるとな
はい、決定(笑)
というノリで決めました。
この時はあんな悔しく苦い思いをするとは思いもせず、、、、
さあ来る7月21日(土)早朝に家を出て車を飛ばします。
しかし早速誤算。
前日の夜、飲み会で買えりが遅く睡眠時間が少ないという(お酒は飲みませんでした)
いきなり不安要素(;・∀・)
道中は快調に進み、登山口に到着!
この日は不動岳のルートを選んだため、マイナーな登山口からの登山となりました。
(川場谷とオグナホタカスキー場の間くらいのキャンプ場的な場所)
携帯は圏外、ヤマケイオンラインでルートを後から登録しようと思ったら、登山口自体が認識されていない(笑)
そして夏、虫が非常に多い。マジで多い。スズメバチがぶんぶん飛んでる。。。
こわっ!!!
そんな中出発
道は狭く、誰とも会わないまま不動岳への分岐地点に到着。
道標はあるけど、「え、ほんとにこっちであってる?これがルートなのか?」と思うほどに整備されていない
荒れた道を進み、落差の大きい道を上り何とか尾根筋にたどり着く
夏の暑さと虫の脅威、前日の飲み会ダメージで徐々に体力が削られていく、、、
あれ?なんでこんな早くにばててんだ?
こまめに休憩をはさみながら不動岳へ
すると
カニの横這い(だったかな?うる覚え、、、)と呼ばれる杭を足掛かりに鎖を伝って進むような岩場のトラバースが出現
今まで疲労でへとへとやったのに、急に元気に(笑)
キター!!!!!とばかりに意気揚々と進んでいく
そしてトラバースした先、途中で登りに
クライムを楽しんで登りきると
また岩!どうやらそこを上ると不動岳の頂上のようで
それはもう嬉々として登りました(笑)
ちなみにこの写真は不動の最後の岩場でした
振り返るとなかなかの高度感
やはり上るより下りられるか?が重要というのがよくわかりますね
山頂でゆっくり休みこれから向かう尾根筋を眺める
剣ヶ峯への稜線は歩くととても気持ちよさそう、、、
不動を後にしてまた樹林帯に突入したが、、、
もう疲労がピークに、、、
何とか前不動まで到着
しかし、体力的にもうここからさらに上ってピストンして戻るとか無理
あんな素敵な稜線を見ておきながら、そこにたどり着けないのか、、?
でも、無理して滑落とか絶対に起こすわけにいかないし、、、
としばし葛藤して、この日はあきらめて下山という選択をしました。
初の撤退
11時には車に戻るという、、、時間が有り余っとる(笑)
この後は沼田でゆっくり温泉につかり、ご飯食べて
日本ロマンチック街道から日光をドライブして帰るというなんだかんだ長丁場の一日になりました(笑)
今回は暑さと疲労とスズメバチとの闘いで、全然写真を撮れませんでした
皆さんも体調管理と登山前日の睡眠はしっかりしましょうね。これほんとに
⇒お前がな(笑)
そして無理だと感じたら、無茶せず撤退しましょう。山は逃げません。
次行くとしたら春先とか今時期だなー
あの虫の量はちょっともうヤダ(笑)
筋トレ登山家nozomu blog
登山愛好家/トレーニングバカのブログ。 山と食事とトレーニングをメインに気ままに書いてます。 「体つくりは食事から」をモットーにPFCバランスとかカロリー計算しつつ 自宅や公園でのトレーニングで肉体改造実践中。理想の体型はクリロナ。 初めての登山で登った燕岳、山頂からの絶景に魅せられて 気付けば登山が大好きに。 好きな漫画は「岳」、好きなブランドは「MAMMUT」、好きな山は「剱岳」
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