山の遭難事故


最近、穂高で遭難がありましたね。

確か3人パーティーで風雪のためロバの耳から降りることができずビバーク


低音のため残念なことにお一人が亡くなられてしまったとのこと。



山での遭難や事故は探せばキリがないくらい出てきます。

何年も登られていて経験の豊富なエキスパートの方でも、不運だったり

ほんのちょっとのミスが原因で命を落とされていることが多々あります。



そう考えると山はどんなに準備して経験を積んで挑もうが、

絶対にリスクを0にすることはできないです。



それでも、0にはならなくても0に近づけることは自分たちの努力や準備で可能です。

万が一の可能性を考えてしっかり装備していく



少しでも嫌な感じがする、条件が悪いなど行動するのに躊躇われることがあるのなら

諦める、撤退して次の機会に回すなど、無理をしないことが何より




登山者の大半は仕事や学校、バイトなどの休みを利用して登るのだろうから

時間は限られているし、次来れるのがいつかもわからない


そんな中で山頂を目前に撤退なんて、できれば避けたい

僕だってそう思います。



でもそこで一度冷静に考えたい



今の状態、条件で安全に登って降りられる実力があるのか

何かあった場合に対処できる装備があるか

何かあった時、それは自分だけのことではなくなる



しっかり考えた上で行けるのなら行けばいい

不安があるのなら勇気を持ってやめる



山では何かあってからでは遅い、手遅れになってしまうリスクが非常に高い

起こったらどうするか?ではなく

起こさないためにどうするか?を意識することが大切ですね。



そんなことを、自分で書きながら自分に言い聞かせています。

僕もそんなに登山の経験がある訳ではない。経験、実力もまだまだ。



それでも、やっぱり自分の限界を超えて行きたいし、

目の前に素晴らしい山が広がっているなら、その頂上に立って見たいと思う。



そのための準備と努力を怠らず、自分の登山のために誰かに迷惑をかけてしまう

そんなことにならないよう気をつけたいと思います。



今年もあと2ヶ月少々ですが、山での事故がこれ以上起こりませんように。

そして不運にも亡くなられてしまった方々のご冥福をお祈りいたします。

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筋トレ登山家nozomu blog

登山愛好家/トレーニングバカのブログ。 山と食事とトレーニングをメインに気ままに書いてます。 「体つくりは食事から」をモットーにPFCバランスとかカロリー計算しつつ 自宅や公園でのトレーニングで肉体改造実践中。理想の体型はクリロナ。 初めての登山で登った燕岳、山頂からの絶景に魅せられて 気付けば登山が大好きに。 好きな漫画は「岳」、好きなブランドは「MAMMUT」、好きな山は「剱岳」